2015年1月6日火曜日

SUImin City Destroyer が出たぞ〜〜

あけましておめでとうございますっ

https://www.youtube.com/watch?v=xukxJZQ2CX0

年末に、発売されたゆるめるモ!さんのCD
SUImin City Destroyer の歌詞を書かせていただきました。


好評発売中なので、ぜひお手にとってみてください。

なんか〜〜みんな歌上手くなってる〜〜とか親戚のおばちゃん状態で聞いております。

1 眠たいCITY vs 読書日記

nhnbaseのマモルさんの曲です。すんごく曲が難しくて大変でしたが絶対いい歌詞書きたいなと思って
がんばりました。ゆるめるモ!版千夜一夜物語みたくしたのですがいかがですかね。毎曲、いい曲にしない
と命がないみたいな…。でも実際の千夜一夜物語って超つまんないどうでもいい話しもありますけど…。

2 波がない日

夏のキラキラを感じる大星徹さんの曲は、好きな人が多いと思います!CDタイトルを聞く前に書き始めていたので、「ああ、なんか街って入ってるしいいかも」と思いました。そして他の曲にも「街」と「破壊」という言葉を入れることになります。色々をぎゅっと詰め込む樋口一葉スタイルでGO!

3 メルヘン

テーマがすぐ決まったのですぐ書けました。アイドルぽい歌詞にしようと心がけたんだけど…。
最後のへんのぐわ〜ってくる感じにハッとする台詞をのせたいと思ったのです。

4 NNN

これこそ、最短で書けました。ハシダさんの曲は聞いた瞬間言葉が思いつくので悩むことがないです。
日に日に最短で書けるようになってきた。こういう日に聞いたら絶対ハマるぞ!と思ったことがあるので
早く「こういう日」がくるといいな〜



そして、ゆるめるモ!さん次回作は、ポリシックスのハヤシ氏曲みたいです!
ヤバい!ううう!
私もポリシックス大好きだよ〜〜miamiのCD受け取っていただいたことも
あるんだけどもう忘れてるよね…。楽しみィィ!


今年もよろしくお願いいたします!

【2015年予定】
1/18(日) miamiライブ@吉祥寺shuffle 
1/20(火)ソロライブ@東高円寺UFOクラブ 
1/25(日) miamiライブ@新宿モーション 

ご予約はmiamikaikai@gmail.com まで







2014年11月26日水曜日

バンドやろうぜ!① 〜ウインナー篇〜

「ちょっと。ストップ!」
シャウエッセンは叫び、演奏を止めさせた。

明日はライブだ。
最後のバンド練習をするためにスタジオに集まるウインナー達。
シャウエッセンはギターの音色に違和感を感じた。

「森の薫り、おまえ練習してんのか?」
シャウエッセンは、ギターの森の薫りに詰め寄る。
「し、してるよ」
森の薫りは、シャウエッセンの顔を見ようとしない。
「全然、出来てねえじゃねえか。ギターソロ全然美味くねえ。そんなじゃ誰も俺たちを食べてくれねえよ!もっとジューシーに肉汁あふれる演奏しろよ!」
シャウエッセンは、怒りで茹でウインナーになりかけている。
ベースのアルトバイエルンとドラムの味わい造りが息を飲んで見守る。
「俺…」
森に薫りの目に涙が浮かぶ。
「俺…ギター嫌だ。ヴォーカルやらせてくれ!」
「またその話しか。それはダメだ」
即答するシャウエッセン。
「なんでだよ!お前ばっかずるいぞ!お前ばっか目立ってよお。結局俺たちががんばったってスーパーの店頭に並ぶのはお前だけじゃないか!」
「お前だって結構並んでるだろ!」
「ふざけんなよ…俺、森の薫りはいつも二番目だ。お前と比べられて、値段下げられて
2つセットで売られてる身になってみろ!!」
森の薫りは、泣き叫びながらシャウエッセンに殴り掛かった。
「喧嘩するなよ!」
ドラムの味わい造りが二人の間に入る。
「るせえ!離せ!」
「ギターを弾けっ!」
二人の喧嘩は収まらない。すると、それまで黙っていたベースのアルトバイエルンが
「皆、いい加減にしろ!」
と震えながら叫び、背負っていたジャズベースをそっと床に置いた。
アルトバイエルンが大きな声を出すことは珍しいので、三人ともハッとして喧嘩を止めた。
「いい加減にしろぃ…喧嘩する暇あったら練習しろ…明日の対バン誰か知ってんのかよ?
ハムだぞ!俺たちぜってえハムなんかに負けねえってやってきたけど最近、あいつら人気出て来てるの知ってるよな?聞いた話だと、ハム…あいつら今度のCDでチーズさんとフューチャリングするらしいぜ」
話しを聞いていた三人の顔色が青くなった。
「嘘だろ!チーズさん、俺たちとのコラボは断ったのに!」
「マジか…やべえ」
「客を取られるな」

「俺たちに、出来るのは熱い演奏だけだろ? 森の薫り、お前の気持ちはわかる。でもお客はシャウの甘い声聞きてぇんだよ。だけどな。お前のギターじゃなきゃそれも引き立たねえ。俺たちは、単品でも十分イケる。てことは4種類集まれば無敵だ!」

スタジオ中にウインナー達の熱気が集まりよりスモークされた。



2014年11月25日火曜日

幽霊会議⑥

神さまが落としてしまったもう一つのおにぎりは、真っ逆さまに落ちてゆき
立ち往生していたタカシの車のボンネットに「ずごん!」とぶちあたった。

「ぎゃああ!」
タカシは心臓が破裂しそうなほど驚いた。

誰だ? こんな所で怪奇現象とか…マジで勘弁してくれ!

タカシは震える手でやっとのことエンジンをかけ、元来た道を車を走らせた。
そして、憔悴しきった様子で典子がいるキャンプ場へ戻ってきた。
典子は、すっかり小さくなっていた炎のそばに座り、小さい木の葉を拾っては炎の中に投げ入れていた。

「典子…ごめん。俺が悪かった」

タカシは典子の隣にこしをおろす。
典子はぷいと立ち上がると車の方へ行ってしまった。
しばらくの沈黙の後、典子が声をあげた。
「やだ…タカシ…おにぎり買ってきてくれたんじゃない」
典子はボンネットにめり込んだおにぎりを嬉しそうに取り出した。

「なんだって?」
タカシが典子の元に駆け寄ると典子はおにぎりを高らかに手にしている。
「タカシ、ごめんね。私、ワガママだよね…でも私のために…おにぎり買ってきてくれたんだね」
「本当だ…」
「ん?」
「いや…うん…そうだね。おにぎりだ」

タカシは典子をそっと抱きしめた。そして、優雅におにぎりを火に焼べた。
二人は、チークダンスを踊りながら再び焚き火の近くに戻った。

それを、空から全員が見ていた。

「いいわけ?あれ、あんたの元彼でしょ?」
と黒装束女が久美子に言った。
「あんたの元彼。マジでしょうもないわね!」
お姉さんも呆れている。
「彼氏さんですか? 僕、何かよくないことしてしまったかな?」
神さまは、涙目で久美子を見ている。
「い、いえ!そんなそんな!全然大丈夫なんで、気になさらないでください!」
久美子は、元彼、タカシのことより神さまがこんな近くにいることで心臓が動きだしてしまいそうだった。
「そうだよ〜。神さまのせいで久美子の彼氏、彼女と仲直りしちゃったじゃん!」
お姉さんが神さまをこずく。
「わざわざ、見なくていい場面よね」
黒装束女も久美子に同情してくれた。
「久美子、落ち込んでんじゃん!神さま、責任取ってあげなよね!」
お姉さんが神さまの肩をばしばしと叩く。
「うう〜。ご、ごめんなさい。ど、どうしよう。僕、どうしたらいいですかね?」
神さまはがっくりとうな垂れる。
久美子は、もう完全に神さまに恋をしてしまった。元彼のことなど心底どうでもよかった。
「あ、あ、あの…もういいですから…」
お姉さんが久美子の口を塞ぐ。
「ビールでもおごってやんなよ〜」
神様は申し訳なさそうに頭を下げ
「もちろんです〜。いくらでもおごります〜」
とポケットからゴヤールの長財布を取り出した。
「え!そんな!いいです!」
「いいって。神さまお金持ってんだからおごってもらいなよ!今日はもういいから」
とお姉さんは、久美子の背中から米俵を受け取った。
「いいんですか?」
「もちろんですよ。じゃあ、行きましょうか?」
「あ!はい!!」
「この辺にオシャレなカフェが二軒ありますので…スイーツが充実している方にいきましょうか…」
「はい!」

久美子は、甘い恋の予感を体中で感じていた。

天国で天国気分。最高だわ!

その頃、焚き火の周りでチークダンスを踊る久美子の元彼、タカシと彼女も
幸せそうであった。


裸のおにぎりは、黒く焦げていき誰も気がつかなかった。



おしまい




2014年11月14日金曜日

告知

11/15(今日中くらいですっ!)申し込み締め切り miamiパーカー2014を受注販売いたします。詳しくはこちら

11/24(月祝) 文学フリマに出展します (いつも私一人で)
販売物は小説「東京サブカルチャー線を作った男たち」小説「呪いのムック本」に加えて、知る人ぞ知る中の知る人ぞ知る「びろーんくま」の漫画を作って持っていく予定です。このびろーんくまというのは、miamiの我が相方であるかじやあいさんが書いているキャラクターです。今までmiamiのフライヤーや様々なグッズとして登場してきましたが今回、私がストーリーを考えて漫画にしてもらいました。シュールでメルヘンチックな世界に仕上がっています。この三作品を販売予定です。
(各¥500)

12/6 (土) BEATNIK at 喫茶SMiLE 
こちらのイベントに出演させていただきます。いつもお世話になっているdiscoさんに呼んでいただきました。盛り上がる瞬間しかないイベント、私たちもがんばります!!
チケットのお取り置きシステムはございませんので、ふらりと遊びにいらしてください。

ゆるめるモ!の曲でいつもお世話になっているハシダカズマさんの主催するイベントに呼んでいただきました。たくさん出演者さんがいるのでたくさん楽しい!!

12/14(日) miami展〜朗読と展示〜(通常のライブはありません)
吉祥寺YORUにて、12:00~19:00まで。エントランスフリーですのでお気軽に遊びにいらしてください。15:00からは朗読会がございます(こちらに参加される場合のみ、ジャムティー、おやつ付¥1000)朗読会のご予約はmiamikaikai@gmail.com まで。
miamiグッズやmiamiコンフィチュールの販売。
過去のライブ写真や謎の展示物がございます。

12/15(月) 『TOKYO SANCTUARY vol.1』at @渋谷gee-ge
18:30/19:00 ¥2300/¥2500(+1D)《出演》BELLRING少女ハート、まがりかど、タグチハナ、miami
作詞家トークショーなどで大変お世話になっているライターの津田さんのイベントです!こちらは、チケットが完売しております。当日、お会いできる方は一緒に楽しみましょう!
よろしくお願いいたします!




2014年10月29日水曜日

miami パーカー2014 受注販売予約しています!

※ボディを変更いたしました。


平素より大変お世話になっております!

miamiだよ〜〜
パーカー作ります〜〜
パーカー好きの皆、あちゅまれ〜〜〜〜!!!
↓イメージです↓

グレー地に、赤文字(サーフィンしてる人部分は黄色)になります。
先日発売したTシャツと同じデザインです(miami部分が波うっています)
(写真はTシャツです)


サイズなどは↓


【厚さ】
10.0oz
サイズ
S
M
L
XL
XXL
身丈
62
66
70
75
80
身幅
52
55
58
63
68
肩幅
44
48
52
55
58
袖丈
56
60
61
62
63

こちらを参考になさってください。

※ジップアップパーカーの真ん中に印刷する大胆情熱的なスタイルになっております。多少のズレが生じる場合がございます。価格は¥6000(XXLのみ¥6500)となっております。12月頭くらいに出来上がる予定です。

締め切りは11月15日中です。よろしくお願いいたします。


お渡し方法などは、また後ほどお知らせさせていただきます。
別途、配送料がかからないようにしたいと思っています。

miamikaikai@gmail.com まで、お名前、サイズ、枚数をご連絡ください。


よろしくお願いいたします。

SHOP miami










2014年9月11日木曜日

幽霊会議⑤

「おーい!喧嘩はやめなさい!」
神さまが、一声出すとその場にいた全員が喧嘩をやめて
神さまの元に集まった。

すごい。さすが神さまだわ…。初めてお会いしたけど…か、かっこいい!

久美子は感激した。
神さまは、白い半袖Tシャツにカーキ色でゆったりめの麻のパンツをラフに履きこなしていた。浅野忠信さんみたいと久美子は頬を赤らめた。無精髭なんか生えてるのに甘い香りがする…

「なんだよー? 何、揉めてんの?」

「この人たちがおにぎり屋を作るのをじゃまするんです!」
お姉さんは、髪の毛をぐちゃぐちゃにされたまま神様に訴えた。
黒装束女もお姉さんを押しのけて神様に訴える
「こいつぅ。一人で勝手なことしてんだ!幽霊の秩序を著しく乱してんだよ!」

「おにぎり?」
神さまは、眉毛をぴくっと動かした。

「いいじゃん?」
お姉さんの顔はパァっと明るくなる。

「ありがとうございます!」

「うん。今、食べられる?」

「え!あ、はい!」

「やったー」
と神さまが喜ぶと、黒装束軍団が引き連れてきた雲がもくもくと椅子とテーブルに
変身した。

お姉さんと久美子は腕まくりをして準備にとりかかる。その様子を黒装束軍団は悔しそうに見ている。

最初のお客さんが神さまなんて幸先いい。
二人は緊張と興奮で手が震えた。

「二つね」

「はいィ!かしこまりィましたァァ!」

お姉さんが慣れた手つきで塩むすびを握っている間、久美子は海苔を適当な大きさに切り

「海苔はサービスです!お好きなだけおにぎりに巻いてください!」

とテーブルに置いた。

続いてお姉さんがおにぎりを持ってきた。

「お待たせいたしました!」
お姉さんの結んだ三角のおむすびは、テーブルの上でキラキラと輝いた。

「うおー!美味しそう」
神さまは、おにぎりを一つ手に取り米が見えなくなるまで海苔を巻いた。
そして、
「ほら。君も機嫌なおしてさ。黒が好きなんだね」
と黒装束女に近づいた。そして、女のおでこに三角の海苔結びを当て
「似合うよ〜〜」
とおちゃらけ、その場にいた全員のハートを打ち抜いた。

「あ、あ、あ」

黒装束女は、言葉にならず真っ赤な顔で海苔ぬすびを受け取った。

「そんで、白い方のおにぎりは…」
といいながら神さまはテーブルの上のもう一つのおにぎりを掴もうとした。

その瞬間、風がなびいて雲のテーブルが傾いた。

「ああ!」

みるみるうちに白いおにぎりは、空の下に落ちていった。

「ごめんなさい。白いのは君たちにあげようと思ったのに…」
とお姉さんと久美子を見た。

「いいいいいいいいいいいですいいですいいです!!!」
二人はずぶ濡れのブルドッグほど顔を振った。
「また、作ればいいんですから!」

「ううう。オレってドジだな。最初のおにぎり食べてもらって仲直りしてもらおうと思ったのに…」

神さまががっくりとうな垂れると、

「仲なおりしますします!」
と黒装束女が飛んできた。
「ホントォ?」
神さまがうっすら涙ぐむと
「本当です!ほら!」
と黒装束女とお姉さんは笑顔で抱き合った。
「もう、喧嘩しないでね」

「はいィィィィ!」

その場にいた全員が声高く叫んだ。

2014年9月5日金曜日

幽霊会議④

雨雲がどんどん近づいてくると、それは雨雲ではなく白い雲の中に黒装束を纏った女の人達が埋もれているのだった。

久美子とお姉さんの前にやってくると、女の人達は、雲からふわっと離れた。

「あんた。マジでウザいんだけど」

黒装束軍団の、総長がお姉さんに掴み掛からんばかりに近づいた。

久美子は、驚いた。

あんな色の装束…どこで売ってるの!?私が、ハンズに買いに行った時には売ってなかったよ!かっこいい…。あんな、黒装束で脅かされたらどんな人間だってイチコロね…。

「あんたこそ、いつも私のじゃまをして何なのさ?」

お姉さんも負けていない。黒装束女の肩を乱暴に突いた。

「何すんだよ!このやろう!」

黒装束女が金切り声をあげ、チーターのように牙をむき出したのを合図に
周りの黒装束軍団がお姉さんを囲み、殴りかかった。

「なんでよっ!なんでっおにぎり作っちゃいけないのよっ!」
お姉さんは、泣きながら黒装束軍団に掴み掛かる。
空は、大変な騒ぎになってしまった。

久美子は携帯電話を取り出した。

この場を収めてくれる人を呼ばなくちゃ…誰…誰を呼べばいいの…

携帯電話の連絡先を震える指で触る。

そして、『神さま』の電話番号で指が止まる。

神さま!に電話していいのかな!

携帯電話を登録した時に、デフォルトで神様の連絡先が登録されている。
しかし、友達ではないのでこちらから連絡することはない。
よほどのことがない限り…

「今がよほどのことよ!えい!」

久美子は思い切って神さまに電話をかけた。